初秋のきもの

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韓国の民画をモチーフにした紙布の帯です。縫いで表現した菊の柄が秋らしい。

 

きもののセミナーに出掛けた時のコーディネートです。

 

色合いと柄が秋の始まりにぴったりな気がして、

毎年まだ暑さが残る今頃に、好んで袖を通しています。

 

 

 

ちょぼ絣と呼ばれる角型の絣が織られた、深いグリーンの夏大島に、紙布の帯を合わせています。

 

帯の柄は韓国の民画をモチーフに刺繍で表現したものです。

 

 

ちょうどセミナーで柳宗悦さんに関するお話を伺ったばかりなので、ミニ知識を一つ。

 

「民画」という言葉は、柳宗悦さんが韓国を旅行した際に名付けられたもので、その後の「民芸」の運動に大きな影響を与えたジャンルなんだそうです。

ちょっと調べてみたくなりました。

深いグリーンの夏大島に、紙布に刺繍で菊を描いた名古屋帯です。秋の初めに…。

きもの  夏大島(永江朋夫)

帯    紙布八寸名古屋帯

長襦袢  麻絽

半衿   絽縮緬

帯揚げ  絽縮緬