きもののセミナー

復元された「平成永鑑帳」の表紙。黄八丈の柄見本を集めた貴重な資料です。

先週に引き続き、きもの文化検定のセミナーを受講してきました。

 

今年の会場は京都学園大学の真新しいキャンパスです。

教室での講義を受け、お昼ご飯は学食でと久しぶりに学生気分を味わってきました。

 

 

 

午前は「仕立て・悉皆・染めのきもの」

午後からは「織物の産地とその特徴について」

 

テーマは毎年ほぼ同じですが、講師の先生方がとてもよく勉強しておられるので、

受講する私たちにも新しい発見があります。

織物の産地を担当される加納先生の講義では、織の工程で使われる道具や各工程ごとの実物の糸や布、

織りあがった反物など、日ごろ目にすることの少ない資料を沢山見せてくださいます。

 

今年は、復元された黄八丈の「永観帳」をお持ちくださいました。

とても貴重な資料だそうです。

数人づつのグループごとに、ページを繰りながら丁寧に説明していただき大感激でした。