少し春めいてくると、木綿のきものの肌触りが心地よく感じられます。
久留米絣の柔らかな薄藍色が春の気分です。
こちらは松枝玉記さんの作品集です
掲載されたうちの数点が縁あって手元にあります
3月の声を聞くと袖を通したくなるのは
「花霞」と名付けられた一枚
中藍とよばれる松枝さん考案の明るい藍色です。
春先のふわんとした空気を思わせる柔らかな藍色の地色に
梅と桜の絵絣
着る時期に悩んで
3月の始め頃にだけ袖を通すようにしてきましたが
最近は春の風景として
もう少し長い期間着ていたいなあと思うようになりました
きもの 久留米絣「花霞」(松枝玉記)
帯 縦節紬名古屋帯(浦野理一)
長襦袢 袷仕立て
半衿 塩瀬
帯揚げ 変わり縮緬
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