十三参りは数え年13歳のこどもが虚空蔵菩薩に知恵を授けてもらいにお参りする行事です。
女の子は、初めて大人の寸法のきものを着るとされていますが、こどものしるしにまだ肩上げは残したままにしておきます。
生徒さんが、来春十三参りを迎えるお孫さんに着付けたいとお稽古にお越しくださいました。
どんな帯結びにしましょうと考えるのも楽しいひと時です。
数え年の13歳といえば中学に上がるころ。
まだまだ成人式のような華やかな帯結びよりは、シンプルでかわいい帯結びが似合うと思うのですが、みなさんどうしても凝ったもの複雑なものをと思われるようですね。
最初にお稽古していただいたのは、いつもふくら雀の次に練習していただいている帯結びです。
振袖だけでなく、訪問着にもよく似合うので結納の時などによく結ばせていただきます。
先ずは手順をしっかりと覚えましょう。
可愛いクリーム色の振袖、初々しくていいですね。
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