きものサロンの連載が一冊にまとめられた本です。
著者の榊せい子さんは、書家の故・榊莫山さん(私たち世代には莫山先生と言った方が通りがいいかもしれないですね)のお嬢様。
きものの本とお料理の本がドッキングした素敵な一冊です。
お嬢さん奥様といった風情の榊さんですが、本の中には色々御苦労されたことなども書かれています。
季節ごとのきものやお料理、お茶の事、私にはとてもまねできないていねいな暮らしぶりは憧れです。
「お料理について」と書かれた一文に、辰巳浜子さんの本の事が記されていました。
こちらの写真は私がずっと読み続けてきたものです。
今は浜子さんのお嬢様、辰巳芳子さんがご活躍されているなか、このような古い本を大切にしている方が他にもおられるんだとうれしくなりました。
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