渋民村はいつか訪ねてみたいと、ずっと心にかかっていた場所です。
私にとっては、今回の旅のハイライトでした。
盛岡から岩手銀河鉄道に乗って、啄木のふるさと渋民へ…。
「かにかくに渋民村は恋しかり おもひでの山 おもひでの川」
石川啄木記念館には、啄木の母校であり代用教員を務めた渋民尋常小学校と、教員時代に住んだ斎藤家の建物が移築されています。
旧渋民尋常小学校の校舎です。
教員室の白い紙が置かれているのが、啄木先生の席。
ここはまるで「風の又三郎」の世界です。
石川啄木記念館から渋民公園まで続く「啄木ふるさとの道」は、啄木の歌の道。
やわらかに柳あおめる
北上の岸辺目に見ゆ
泣けとごとくに
石川啄木
北上川の流れです。
鵜飼橋から撮りました。
コメントをお書きください