「王家に捧ぐ歌」は12年前に、星組で上演された作品の再演です。
初演当時、とても感動して大劇場公演が終わった後も、中日劇場まで観に行った記憶があります。
特にエジプトのファラオとなったアムネリスが、ロータスの花に囲まれて宣言するシーンが好きです。
初演の檀れいさんも、今回の伶美うららさんも、毅然としてかっこよかった。
「聞きなさい、わたしの生きている限りエジプトは決して自ら戦いを挑んではなりません。この命令の虚しさは充分に承知しています。いつか人々は再び戦い始めるでしょう。そして戦いはいつまでも続くでしょう。しかし、たとえ戦おうと戦いで傷つこうと、我々は決して平和への希望を失ってはならないのです」
いつもメッセージ性の高い作品を発表される、木村信司先生の演出ですが、非戦・反戦のメッセージは12年前よりも今の方がさらに心に響きました。
きもづかのメンバーで記念写真。なんとなく、きものの人だけが写真に写るようになってしまいましたが洋服の方もいらっしゃるのでもう少し人数は多いのです。
今回はうちの娘も、初きもづかで参加しました。
「戦いに終わりを、この地上に喜びを。人みなひとしく認め合って、お互いを許せるように。
たとえ今は夢のように思えても…」主題歌「世界に求む」が頭の中をグルグル回っています。
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