(厚生労働大臣認定)一級着付け技能士の資格を取られた後も、引き続きお稽古にいらっしゃっている生徒さんのレッスン日です。
日によって、ご自身の着付けを見直してみたり、人に着せてみたり、課題をつくりながらお稽古しておられます。
今日は、人に着せる留袖着付けの練習をご希望です。
ご依頼主(美容院や結婚式場だったり、個人のお客様だったりしますが)によっては色々お好みが異なったり、体型や年齢によって変えなければならなかったりする部分があるので、咄嗟の場合でもご希望に添えるように、特にこだわる方の多いところをお稽古していただきました。
胸のタックと紋の位置
- 紋の外側でタックを取る。
- 紋の内側にタックを取る。
- 余りを脇へ送ってタックは取らない。
お太鼓の決め線の位置
- 巻いた帯の下線とお太鼓の決め線を揃える。
- お太鼓の決め線は全体のバランス重視で、巻いた帯の下線にはこだわらない。
背紋の見せ方
- 衣紋の抜き加減を考える。
- 帯枕の位置を上げる方法と下げる方法。
こんな内容のレッスンでした。
簡単なことでも、普段やりなれていないことは難しいものです。
ゆっくりお稽古していきましょう。
また時間ができましたら、細かい事についても書いていきたいと思います。
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