森田空美着付け教室in関西 ブログ
森田空美流着付け教室in関西のブログページです。
きものに関する話題を中心に、着付け教室のある宝塚の事や、生徒さんたちとのお出かけ・レッスンの様子・きもの関係の本のご紹介など、日々折々の出来事を綴っています。
コメントなどいただけましたら、とてもうれしいです。
2017年
1月
31日
火
着付け技能検定の合格発表
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今日は着付けの国家技能検定合格発表の日です。
朝からドキドキしながら合格者の番号がアップされるのを待っていました。
今年は関西の生徒さんが3人。
大分県の生徒さんと、直前にポイントレッスンを受けてくださったそのお友達。
合計5名の1級受験者と、ご縁をいただきました。
皆さんの受験番号を前にして発表を待つ時間は、毎年のことながら本当に緊張します。
合格者の中に全員の受験番号を確認して、ほっと一息つきました。
皆さんおめでとうございました。
ご協力くださったモデルさん、お疲れ様でした。
2017年
1月
09日
月
成人式
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成人式を迎えられた皆様おめでとうございました。
たくさんの新成人の皆様のお支度を手伝うことができて、充実した3日間でした。
今年は成人式の日程が異なる他地域の方からも、着付けのご依頼をいただきました。
3日間で高知・姫路・神戸とフル回転でしたが、いっぱい着付けができて最高に楽しい成人式でした。
また来年に向けて精進しま~す。
2017年
1月
03日
火
初稽古
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今年も初稽古は成人式のためのレッスンからスタートしました。
写真の帯結びは「はじらい」
立て矢を先に作っておくので、あっという間にできますよ。
今年は「帯結びの会」みたいなクラスもやってみたいなあと思っています。
今日のお稽古風景です。
毎年一緒にお仕事をしていただいて、生徒さんたちも十分に独り立ちできるようになってきました。
昨年は2人の生徒さんたちに、美容室のお仕事1軒分お願いしましたが、今年は3人で。
充分経験を積んで来られたので安心してお任せしています。
2017年
1月
02日
月
宝塚月組公演 グランドホテル
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初芝居は月組公演「グランドホテル」
涼風真世さんのさよなら公演だった作品です。
大好きな作品で、何度も通った記憶があります。
毎年三が日は、ロビーでオケの方たちによる生演奏があります。
最初は気付かなかったのですが、なんと演奏されてる皆さんが登場人物の扮装をしておられるんです。
病気のオットー役の方などは時々咳き込んで、役になりきっておられました。
再演にあたって、大好きだった場面がひとつカットされていてとても残念でした。
それでも良い作品であることは変わりなく、懐かしい音楽と共に舞台を楽しんできました。
2016年
9月
04日
日
初秋のきもの
きもののセミナーに出掛けた時のコーディネートです。
色合いと柄が秋の始まりにぴったりな気がして、
毎年まだ暑さが残る今頃に、好んで袖を通しています。
ちょぼ絣と呼ばれる角型の絣が織られた、深いグリーンの夏大島に、紙布の帯を合わせています。
帯の柄は韓国の民画をモチーフに刺繍で表現したものです。
ちょうどセミナーで柳宗悦さんに関するお話を伺ったばかりなので、ミニ知識を一つ。
「民画」という言葉は、柳宗悦さんが韓国を旅行した際に名付けられたもので、その後の「民芸」の運動に大きな影響を与えたジャンルなんだそうです。
ちょっと調べてみたくなりました。
きもの 夏大島(永江朋夫)
帯 紙布八寸名古屋帯
長襦袢 麻絽
半衿 絽縮緬
帯揚げ 絽縮緬
2016年
9月
03日
土
きもののセミナー
先週に引き続き、きもの文化検定のセミナーを受講してきました。
今年の会場は京都学園大学の真新しいキャンパスです。
教室での講義を受け、お昼ご飯は学食でと久しぶりに学生気分を味わってきました。
午前は「仕立て・悉皆・染めのきもの」
午後からは「織物の産地とその特徴について」
テーマは毎年ほぼ同じですが、講師の先生方がとてもよく勉強しておられるので、
受講する私たちにも新しい発見があります。
織物の産地を担当される加納先生の講義では、織の工程で使われる道具や各工程ごとの実物の糸や布、
織りあがった反物など、日ごろ目にすることの少ない資料を沢山見せてくださいます。
今年は、復元された黄八丈の「永観帳」をお持ちくださいました。
とても貴重な資料だそうです。
数人づつのグループごとに、ページを繰りながら丁寧に説明していただき大感激でした。
2016年
9月
01日
木
ながつきのはじめの日
その名の通り、夜の時間がだんだんと長くなってくる月です。
日が暮れるのが早くなって、少しせわしない気持ちになりますが、
ゆっくりと秋の夜長を楽しんでみたいものですね。
今月最初のきものは、こっくりよりは爽やかさ。
ブルー地の単紬に白地の夏帯です。
帯揚げ・半衿は絽縮緬に替えました。
秋の気配は、濃い色の帯締めで添えています。
まだまだ残暑が厳しいので見えないところは夏のままに、長襦袢は麻絽を着ています。
きもの 単衣 ブルー地に生成りの格子が入った古志紬
帯 夏帯 白地に青海派柄の夏帯 池田リサ作「青海波」
長襦袢 麻絽
半衿 絽縮緬
帯揚げ 絽縮緬
2016年
3月
02日
水
「花霞」春の久留米絣
少し春めいてくると、木綿のきものの肌触りが心地よく感じられます。
久留米絣の柔らかな薄藍色が春の気分です。
こちらは松枝玉記さんの作品集です
掲載されたうちの数点が縁あって手元にあります
3月の声を聞くと袖を通したくなるのは
「花霞」と名付けられた一枚
中藍とよばれる松枝さん考案の明るい藍色です。
春先のふわんとした空気を思わせる柔らかな藍色の地色に
梅と桜の絵絣
着る時期に悩んで
3月の始め頃にだけ袖を通すようにしてきましたが
最近は春の風景として
もう少し長い期間着ていたいなあと思うようになりました
きもの 久留米絣「花霞」(松枝玉記)
帯 縦節紬名古屋帯(浦野理一)
長襦袢 袷仕立て
半衿 塩瀬
帯揚げ 変わり縮緬
2016年
3月
01日
火
3月だというのに寒いですね~
昨日は寒かったですね~。
宝塚でも雪が舞いました。
北向きの屋根や、日陰にはまだ少し雪が残っています。
3月に入ったというのに今日もまだ寒そうです。皆様風邪などひかれませんように…。
お稽古においでの生徒さん、温かくしてお越しください。
アンティークの更紗で仕立てた帯を締めました。
温かみのある色合いと肌触りが、肌寒い日には心地よく感じられます。